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ジョセフ・バンクス (Joseph Banks, 1743-1820)
バンクスは1743年ロンドンの裕福な家庭に生まれました。10代の頃から植物に興味を持つようになります。父親の莫大な財産を受け継ぐと、植物学者としての活動を始めます。1766年にはロンドン王立協会(Royal Society)の会員に任命されました。1768年−1771年にかけて、世界周航探検を目的としたキャプテン・クック(Captain James Cook, 1728-1779)のエンデヴァー号 に科学班の責任者として乗船。ニュージーランドやオーストラリアなどで、動植物の採取をしました。帰国した時には、植物の標本の数は3万点以上、約5000種にものぼり、その中には1400以上の新種が含まれていました。大きな功績をあげたバンクスは、帰国した一年後の1772年には、アイスランドへ探検に出かけており、新たな植物の標本を持ち帰っています。
バンクスは、1773年からロンドンの王立植物園キュー・ガーデン(Kew Garden)の園長を務め、植物園の発展に貢献しました。また、1778年以来、40年以上に渡って王立協会(Royal Society)の会長職を務めました。
バンクスが生涯をかけて集めた3万点にもおよぶ植物標本のコレクションは、現在、大英博物館に収められています。また、バンクスの1万4千点あまりの蔵書は、大英博物館をへて、現在は大英図書館に保管されています。