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岡松参太郎文書

 岡松参太郎(1871-1921)は、熊本の儒学者岡松甕谷の三男で、民法学研究の草分け的存在である。明治27年東京帝国大学法科大学英法科を卒業後、東京専門学校で証拠法、私立法律学校で民法を教えた。同29年民法・国際私法研究のためドイツに留学し、帰国後は京都帝国大学教授としてドイツ流の精緻な法解釈を展開した。台湾総督府民政長官のち南満州鉄道会社初代総裁となった後藤新平に起用され、同33年臨時台湾土地調査局嘱託となり、台湾統治と法整備のため旧慣習調査を実施、同40年には満鉄理事に就任し、後藤の「政策ブレーン」として活躍した。
 岡松家が早稲田大学に寄贈した膨大な資料には、甕谷の著作や遺稿も含まれるが、参太郎に関わる文書資料が圧倒的で、法律学者との書簡、法案の起草原稿、メモ類など貴重文書のほか、台湾・満鉄関係の資料は植民地行政の詳細を知るのに必備である。

分 類 項 目
1 岡松甕谷関係
2 書簡類
3 台湾関係
4 満鉄関係
5 法律問題鑑定関係
6 ノート類
7 留学関係
8 留学中の諸品カタログ・領収書類
9 弔辞関係
10 法律取調委員会関係
11 拓殖調査委員会関係
12 大学関係
(候補推薦理由書・試験問題・答案)
13 その他

原  本 岡松家旧蔵文書 早稲田大学図書館所蔵
フィルム 35ミリ ポジティヴロール 
リール数未定
価  格 未定

〈関連資料マイクロフィルム版〉
「後藤新平文書」「井上毅文書」「井上匡四郎文書」「八田嘉明文書」「花井卓蔵文書」


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