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マイクロフィルム版

東京大学経済学部図書館所蔵
証券処理調整協議会資料(NEW!)

「S.C.L.A.調査統計月報」 表紙(IX 刊行物)
 第二次世界大戦後、GHQは経済民主化改革として農地解放・労働改革とともに財閥解体を進めたが、その内容は、持株会社の解体・財閥家族の企業支配の排除・株式所有の分散化を行うことであった。昭和21(1946)年8月、持株会社整理委員会が発足し、財閥解体措置と集中排除政策を進め、財閥本社、家族、財閥直系・準直系会社から保有株式の譲渡を受けた。
昭和22(1947)年6月に設立された証券処理調整協議会(Securities Coordinating Liquidation Committee: SCLC)の任務は、持株会社整理委員会に譲渡された巨額の株式を従業員や一般個人投資家などに売却することで証券保有の民主化を実現することであった。
 東京大学所蔵の証券処理調整協議会資料は、《協議会資料編》(内部資料)と《企業別資料編》(協議会が収集した各企業の資料)に分かれるが、今回刊行する《協議会資料編》は、証券処理調整協議会が同26(1951)年7月1日に解散するまでの詳細な活動記録であり、「証券民主化」のスローガンのもと株式売却がどのように進められたのかをつぶさに辿れる貴重な資料である。


《協議会資料編》


 《協議会資料編》は協議会の内部資料である。「協議会会議記録」「専門委員会議事録」「金銭出納帳」などを含む、協議会の昭和26年6月に解散するまでの詳細な活動記録であり、「証券民主化」のスローガンのもとに株式売却がどのように進められたのかをつぶさに辿ることのできる貴重な資料である。

原  本 東京大学経済学部図書館所蔵 計511冊
目  録 「収録明細書」B5判 122頁
フィルム 35ミリ ポジティヴ ロール 100リール
価  格
\1,680,000(分売リール単価 \18,900)
(価格は税込み)

協議会資料編 収録概要
I 総 務 42リール \793,800
II 秘 書 6リール \113,400
III 調整第一課 12リール \226,800
IV 調整第二課 6リール \113,400
V 庶 務 3リール \56,700
VI 経 理 9リール \170,100
VII 本 部 9リール \170,100
VIII 支 所 9リール \170,100
IX 刊行物 2リール \37,800
X その他 2リール \37,800

協議会資料編 詳しい収録内容はこちら

刊行にあたって  武田 晴人

推薦します
新たな研究進展を期待 伊藤 修(埼玉大学経済学部教授)
株式所有の分散化と証券市場の育成をめざして 岡崎哲二(東京大学経済学部教授)
証券市場とSCLC 小林和子(日本証券経済研究所理事・主任研究員)
戦後改革期の所有構造の大転換過程に新たな光 宮島英昭(早稲田大学商学部教授)
占領期の証券民主化研究の基本資料 三和良一(青山学院大学名誉教授)

「改組関係」より(II 秘書)
「改組関係」より(II 秘書)


《企業別資料編》

 《企業別資料編》は、協議会が収集した各企業の資料である。「証券処理」の対象とした企業に関する企業別ファイルを収録する。これらの資料には、協議会の調査表へ記入する形で提出された「会社調査表」「会社概要書」「再編成計画書」のほか、各企業がこれらに添付して提出した決算資料、目論見書、営業報告書なども含まれている。有価証券報告書などの企業情報公開の整備される以前、戦後初期の企業経営の実態を知る上で、貴重な資料である。

原  本 東京大学経済学部図書館所蔵 企業別ファイル1676社(内、7社は断簡)
目  録 「収録明細書」 B5判 240頁
フィルム 35ミリ ポジティヴ ロール 264リール 2007年刊
価  格
\4,712,400(分売リール単価\19,950)
(価格は税込み)

推薦します
刊 行 の 辞
武田晴人(東京大学大学院経済学研究科教授)
SCLC企業別資料の効用
小林和子(日本証券経済研究所理事・主任研究員
「戦時企業」の実態解明にとっても貴重 下谷政弘(京都大学経済学部教授)
戦前・戦後の結節点における企業の一大記録 由井常彦( 文京学院大学教授)

会社概要書1 会社概要書2 会社概要書3
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