1831年10月、ワイトン・レクトリー牧師の家庭に生まれる。3才の時に妹ヘンリエッタが誕生。彼女は後年のイザベラが旅先から送る書簡の受信人となった。1875年に出版されたハワイ諸島の見聞録が大ベストセラーとなり、レディ・トラベラーとしての不動の地位を築く。1878年に来日、滞在中ヘンリエッタに宛てた日本の見聞録ともいえる書簡を 「日本紀行記」として1880年に出版。(和訳:新異国叢書第III輯「バード 日本紀行」(雄松堂出版刊))北海道、東北など、当時の日本人にもよく知られていない異境の地の記録として貴重な評価を受けている。この本が出版された年に妹ヘンリエッタを失う。しかしその後も精力的にインド、チベット、朝鮮そしてまた日本と、世界中を旅して紀行文を書き続ける。最後の旅行となったモロッコ行きではすでに70才となっていた。1904年死去。その生涯は旅にはじまり旅に終わるものであった。