◆◇◆ 第6回配本 ◆◇◆

Projet de Code civil (textes), Livre IV et V (manuscrit)
Commentaire de Code civil, Livre IV et V (manuscrit)

解題 村上一博(明治大学) 七戸克彦(九州大学) 香山高広(九州大学)

全6巻 菊判 上製 4400頁 ISBN4-8419-0385-2 

セット定価 262,500円(本体250,000円+税)


法務図書館所蔵の貴重書である仏文手稿原本の復刻(全3巻)に加え、
それに対応する形で翻刻(全3巻)を試みた全6巻揃、解題付。

 今回の配本において復刻するのは、ボワソナード草案注釈(仏文)の手稿(manuscrit)である。もっとも、現時点で確認されているボワソナード草案注釈の手稿資料は、法務図書館に所蔵されている9冊(債権担保編および証拠編にあたる、条文のみの1冊[XB 500 P4-1]と、注釈つきの5冊[XB 500 C1-1]および3冊[XB 500 C2-1])にとどまり、財産編(物権部・人権部)および財産取得編の手稿資料は、未だ発見されていない。
 この9冊の手稿資料は、いずれもボワソナード自身の筆跡ではなく、ボワソナードによる確定稿を数人が浄書したものと考えられるが、周知の三種類の『プロジェ』活版本のうち、債権担保編および証拠編の部分について初版にあたる『プロジェ第二版』に先行する資料として、主に2つの点で、きわめて重要な意味をもっている。
 まず第一に、ボワソナードが、債権担保編および証拠編の条文と注釈の起草に着手した時期と完成した時期が、欄外の書き込みによって、推定しうることであり(条文部分については明治20[1887]年11月1日〜21[1888]年2月19日、注釈部分については21年3月4日〜22[1889]年3月2日)、第二には、この手稿資料によって、はじめて、両編の草案内容の変化を、当該手稿 → 『プロジェ第二版』 → 『再閲修正民法草案註釈』(第I期第6回配本)→ 『プロジェ新版』(第I期第1回配本)と跡付けることが可能になることである。本配本の解題には、その詳しい説明が付されている。

 
[原典復刻]
[復刻]

ボワソナード民法典資料集成 第II期

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