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紅野敏郎 著 『「學鐙」を読む』

紅野 敏郎 著

「學鐙」を読む ―内田魯庵・幸田文・福原麟太郎ら―

 菊判 上製 620頁 2008年12月刊 ISBN 978-4-8419-0516-8 定価10,500円(本体10,000円+税5%)

「學鐙」を舞台に描き出す人、本、出版社

米寿(数え年)をむかえる今日まで、実証主義、現場主義をつらぬき、近代日本文学に関する厖大な量の論考を著してきた紅野敏郎氏が、丸善の機関誌「學鐙」に長期にわたって連載した「「學鐙」を読む」194回(2008年末現在)のうちから、近代文化・文学史上に重要な人物について書いた89回分を選び、再編集したもの。創刊(明治30年3月)のころから現代まで、「學鐙」編集長としてヨーロッパ文化移入の初期段階に貢献した内田魯庵(1868-1929)、「學鐙」誌上に多くの好エッセイを残した幸田文(1904-1990)、英文学者の立場からヨーロッパ文化・文学の香り高いエッセイを執筆した福原麟太郎(1894-1981)ら、「學鐙」執筆者を中心に多様・多彩な人物をとりあげている。人、本、出版社を縦横無尽に登場させ、それらとの接点、関連をめぐって、近代文学・文化史の実態と時代を描き出した、まさに氏の真骨頂といえる1冊である。人名索引付き。


「學鐙」を読む・続 ―中野好夫・白洲正子・富士川英郎ら―

 菊判 上製 556頁 2009年10月刊 ISBN 978-4-8419-0527-4 定価10,500円(本体10,000円)

紅野敏郎の集大成、ここに完結

「學鐙」執筆者を中心とした多様・多彩な人物をとりあげて好評だった正編につづき、1998年以降の連載記事を収録。正続あわせて紅野敏郎の集大成といえる大作となった。
丸善の機関誌「學鐙」に長期にわたって連載した「「學鐙」を読む」196回(2009年秋現在)のうちから、内田魯庵(1868-1929)、幸田文(1904-1990)、福原麟太郎(1894-1981)ら89回分をとりあげた正編に続き、本書では、中野好夫(1903-1985)、白洲正子(1910-1998)、富士川英郎(1909-2003)ら、1998年4月号から2009年秋号までのうち85回分を収録した。
実証主義、現場主義の姿勢をつらぬいて近代日本文学研究に邁進、偉大な業績を残してきた紅野敏郎が、「學鐙」を舞台にした、人、本、出版社の運命的な、また意外な関係を、多くの資料を渉猟しつつひもといていく。そこに、みずからの「出会い」を交えて、近代文学・文化史の実態と時代をいきいきと描き出す。人名索引付き。

紅野敏郎(1922-2010) 早稲田大学名誉教授


「學鐙」を読む に登場する人物


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