日本、イギリス、カナダ、ドイツの研究者が、異なる視点から
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否定の諸相 ―古英語から現代英語まで―
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Aspects of English Negation
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発行:雄松堂出版/John Benjamins 共同出版 日本、イギリス、カナダ、ドイツの研究者が、異なる視点から英語の否定文を論じた最新の研究を収録。英語の否定文の歴史的発達を扱った前半と、現代英語における否定文を扱った後半の二部から成り、英語の歴史的変化と現代英語の連続性を強調する。前半部には、テクストや作家の推定の問題を否定文と関連づけた論文、古英語・中英語に比較的多いといわれる多重否定(否定語を一つの文中に何度も繰り返す現象)を扱った論文、否定文中のnotの語順を分析した論文、否定文における助動詞doの発達を扱った論文など、6編が含まれている。後半部には、現代英語の否定文を階級・地域方言の視点から扱った論文など5編が含まれ、ここでも多重否定は主要なテーマの一つとなっている。論文集全体を通して、コーパス言語学の手法を用いた研究が多数含まれているが、特に後半部にはBritish National Corpus (BNC), Bank of English, LOB, Brownなど、従来から言語研究に使用されてきたコーパスの他に、執筆者が独自に作成したFreiburg English Dialect Corpus (FRED), New Castle Electronic Corpus of Tyneside English (NECTE)を使用した研究も含まれているのが特徴的である。また、文献研究を収録した前半部と口語英語の否定文にも焦点を当てた後半部との対照、イギリス英語を扱った前半部と米語の観察も含む後半部との対照も興味深い。 |
内容構成
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