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『明星』の最初期、与謝野晶子の「みだれ髪」刊行直後の鉄幹による編集
複刻版 片袖 与謝野鉄幹 編 全三冊
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監修 早稲田大学図書館 変型袖形(185×102ミリ)紐綴じ |
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■独特の袖の形の判型、紐綴じ、結城素明の表紙画を忠実に再現 |
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■書物装幀の歴史の上でとりわけユニークな存在 |
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■原本は稀書中の稀書、国内に数部をかぞえるのみ |
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明治から大正にいたる60年間の近代の詩歌書は、伝統的な和装本から出発し、洋装本となるまでには十数年かかっている。洋装本が出現して普及浸透したのが明治20年代で、30年代にはいると造本、装幀への関心が高まり、多種多様な判型の詩歌書が刊行されていった。島崎藤村や土井晩翠らの詩業が花ひらいたが、さらに強烈な個性を現わしたのが与謝野鉄幹・晶子であった。ふたりが近代詩の強力な推進者であったことはいうまでもないが、さらに、詩歌集の造本、装幀にも大きな足跡を残した。そこに鉄幹・晶子の詩歌に対する旺盛で意欲的な姿勢をみることができる。なかでも、際だっているのが明治34年の出版で、鉄幹の「鉄幹子」、「紫」、晶子の「みだれ髪」、さらに「片袖」が出たのがこの年である。 「片袖」は東京新詩社発行の定期刊行を予定した詩歌集。与謝野鉄幹編、表紙は結城素明画。第1集は明治34年9月25日発行、第3集まで三冊確認されている。その変型袖形の装幀は近代詩書中でも稀有なものである。 |
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内容と著者について
第一集は蒲原有明作詩「草嫩」「暮春」など四編、与謝野鉄幹の「武蔵野」など三編。 第二集は平木白星の「日本国歌」「亜細亜」、ほかに滝沢秋暁、横瀬夜雨、桑田春風などの作八編を収録。 第三集は平木白星の詩のみで、本文は「心中おさよ新七」、付録は「図南の詩」。 |
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