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日・独・英・蘭・仏の関係史料を徹底的に読んだ目が従来の定説をくつがえして新事実を解明

近代日独交渉史研究序説--最初のドイツ大学日本人学生馬島済治とカール・レーマン


近代日独交渉史研究序説 ―最初のドイツ大学日本人学生馬島済治とカール・レーマン
荒木康彦 著 

A5判 口絵入 上製 250頁 ISBN 978-4-8419-0314-0 
定価4,200円(本体4,000円+税5%) 品切

書評 近代日独交渉史研究序説
―最初のドイツ大学日本人学生馬島済治とカール・レーマン

(田嶋信雄

著者が採取した数カ国語の一次史料の徹底した批判的検討により、最初のドイツ大学日本人学生は、1870年の赤星研造ではなく、 それより2年早く、医学を専攻した馬島済治なる人物だったという新説を提示。「馬島済治とはいったい何者なのか」を問題として、それが小松済治であることを論証し、彼の留学に関与した武器商人カール・レーマンがもたらした撃針銃の意味、ドイツ統一や明治国家の確立の過程において果たした撃針銃の役割とは何であったかを明確にしていく。

一方、レーマンを通して撃針銃を入手して軍備強化を図る幕末期の会津・和歌山両藩の実態をも探る。

1860年のオイレンブルク遣日使節団の来日に始まる日独関係は希薄なものであったが、その幕末・明治初期、ドイツ統一最終段階に生きた馬島済治とカール・レーマン、日本人とドイツ人、二人の出会いから近代の日独交渉の歴史を新たに解明する。

T. COMATZ 像

精得館受業生としての馬島済治たち

主な内容
○赤星研造の留学についての従来の学説
○馬島済治のドイツ留学とその経緯
○開港前の兵庫に上陸したレーマン
○長崎の外国人居留地のレーマン
○禁門の変後の会津藩における軍備の強化
○会津・和歌山藩発注のシュンドナールドケウェール(撃針銃)
○ドイツ統一と撃針銃
○馬島済治のハイデルベルク大学留学および帰国
○幕末期の長崎外国人居留地における孛漏生人の動向〈一覧表〉



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亀戸天神の境内
江戸城の城壁 [筋違橋付近 今の万世橋付近か]

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