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雄松堂書店>出版事業部>英語・英米文学>アメリカ文学ライブラリー>第8巻 ジョン・スタインベック事典 |
| A−Zで引きやすい事典形式の作家別事典シリーズ 各巻における該当作家の専門研究者が翻訳から校正までを担当し、一貫性のある充実した内容 |
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アメリカ文学ライブラリー 第8巻 |
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ジョン・スタインベック事典
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誤解と偏見にさらされた 『怒りのぶどう』や『エデンの東』などの傑作を生み出し、とくにアメリカと日本において研究が盛んなスタインベックは、偏見と誤解による批判に苦しんだ作家でもある。 オクラホマからの移住民の苦難を描いた『怒りのぶどう』では、保守層から左翼的だと批判され、ハリウッド作品の成功により、研究者から大衆作家だとして軽んじられ、戦時中は『月は沈みぬ』がナチスに同情的だとされた。また、ベトナム戦争の時には戦争支持者として批判を受けている。国際的な評価が高く1962年にはノーベル賞を受賞したが、アメリカ国内ではとうに盛りを過ぎた作家だと反発を呼んだ。さらに作品テーマだけでなく、文章それ自体においては、常に批評家からヘミングウェイと酷似していると言われ、フィッツジェラルドにはロレンスとノリスの剽窃だと非難されている。 本書は、これら否定的な評価のもととなった誤解を解くために必要な知識を、伝記研究の大家ジャクソン・J・ベンソンと、スタインベックの創作過程をつぶさに研究したロバート・ドゥモット、主にこの二つの重要な研究を機軸に、1200項目を掲げて詳説。 カリフォルニア州サリーナスという土地に対して彼が抱いた反感、若いときに働いた農場で目撃した事件、両親から受け継いだ自然観、「ファランクス理論」や「非目的論的思考」など科学的思考を共に生み出したエドワード・F・リケッツをはじめとする友人との交流、3人の妻との出会い、『エデンの東』の作中人物として登場するスタインベックの家族や生い立ち、彼の読書歴、アーサー王伝説への熱い思いなど、多面的な人物像に迫り、理解を助ける。 |
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