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雄松堂書店出版事業部英語・英米文学アメリカ文学ライブラリー>第12巻 ウィリアム・フォークナー事典

A−Zで引きやすい事典形式の作家別事典シリーズ
各巻における該当作家の専門研究者が翻訳から校正までを担当し、一貫性のある充実した内容
アメリカ文学ライブラリー

監修
前田 絢子(フェリス女学院大学教授)
荒 このみ(東京外国語大学教授)

アメリカ文学ライブラリー 第12巻

ウィリアム・フォークナー事典
William Faulkner (1897-1962)

ハンブリン/ピーク 共編、
寺沢みづほ
(早稲田大学教授)

原著:A William Faulkner Encyclopedia(Greenwood Press, 1999. 0-313-29851-3)

菊判 上製 クロス装 552pp.
2006年6月刊行 ISBN 978-4-8419-0368-3

定価18,900円(本体18,000円+税5%)

ウィリアム・フォークナーについて

人種差別、資本の論理、欲望等に見られるアメリカ社会の薄っぺらで不可解な部分を痛烈に描いたフォークナー。文字化、映像化で社会を揺るがした、この稀有な作家が生み出した多くの作品はもとより、彼の趣味や奇行の数々、エピソードなどの400項目から、改めて新鮮なフォークナー像が浮かぶ。
原著執筆者55名の追究心あふれる目が、フォークナーを分析している。その視点のおもしろさにも注目されたい。

本書の構成

本文約400項目(ABC順)
項目訳語一覧(五十音順)
フォークナー年譜
フォークナー著作一覧
参考文献
執筆者一覧

<原著序文>より
 本書は、多様な批判的アプローチ―テクスト的、伝記的、歴史的/文化的,モダニズム的、フォルマリズム的、神話的、精神分析的、実質主義的、デコンストラクショニズム的、比較文学的なアプローチ―をとる。
 本書で目指すのは、すでに文学に通じている読者に、フォークナーの主要作品を構成している要素を伝えること、そしてこうした作品に関する批評的な評価が揺るがないのみならず、今もなおますます高まり続けている理由を、はっきり示すことである。

<訳者あとがき>より
 フォークナーに関する様々な学説の中で、統一的な観点から書くように要求しないことを信念として原著が編集されたことから、本訳書を読むことによって、ある一つの立場からの見解だけではなく、多様な種類の見解と出会えます。もちろん私も、賛同したり疑念を抱いたりしながら、本書を訳しました。読者の方々は、自分と同じ考えや自分とは異質な考えに接し、その意味を考えることによって、新たな論文のアイデアが必ずいくつも生まれるだろうと確信しています。


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