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雄松堂書店出版事業部国語・国文学>複刻版「武蔵野」

樋口一葉が作家としての一歩を踏み出した
雑誌「武蔵野」を原装のまま複刻

複刻版「武蔵野」全三冊

監修:日本近代文学館 解説:紅野敏郎

体裁 四六判(185×125ミリ) 紐綴 クロス製四方帙入り
価格
定価52,500円(本体50,000円+税5%)
ISBN 978-4-8419-0356-0

書籍画像 書籍画像 書籍画像
第3編 156頁
明治25年7月23日出版
第2編 202頁
明治25年4月17日出版
第1編 138頁
明治25年3月23日出版

森まゆみ エッセイ

複刻版「武蔵野」

武蔵野」は 明治25年、3、4、7月発行。半井桃水主宰の同人雑誌で、一葉は、「武蔵野」第1編創刊号に『闇桜』、第2編に『たま襷』、第3編に『五月雨』と立て続けに発表している。ほかに、畑島桃蹊、小田果園、柳塢亭寅彦、三品藺溪などが寄稿した。25年7月までに3編を出して、桃水の身辺多忙と売れ行きの減退から廃刊となったが、一葉が師桃水の指導性の限界を知り、自己の文学性に目覚めていく作家的出発を明らかにするうえでその存在意義は大きい。

[特色] 書籍画像
創刊号の奥付の印刷は「明治廿五年三月十三日出版」であるが、発行の遅れからか「二十三日」と訂正されている。本複刻版ではその部分も忠実に再現している。
3編で廃刊となったため原本を揃いで所蔵する機関は少なく、研究者も「武蔵野」を実際に手にとって見ることはむずかしかった。今回初めて貴重な原本を使って複製される。複製にあたっては原寸で、表紙についてはフルカラーとし、装丁も当時の雰囲気を保つよう配慮している。
別冊解説に、近代文学の実証的研究の第一人者である紅野敏郎(早稲田大学名誉教授)による詳細な解説を付すことによって、研究資料としての価値がさらに高いものとなっている。

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