雄松堂書店出版事業部日欧交渉史新異国叢書>ドゥーフ 日本回想録

イギリス人の出島への二度の進入を阻止し、出島に世界で唯一、オランダ国旗を掲揚し続けた商館長、また字書「ヅーフ・ハルマ」でも有名なヘンドリック・ドゥーフ(1777-1835)が見た日本。

出島をめぐる英・蘭の葛藤、ドゥーフ字書の真実『ドゥーフ日本回想録』

『ドゥーフ 日本回想録』新異国叢書第III輯・第10巻
永積洋子 訳
 菊判 口絵入 上製函入 320頁 ISBN 978-4-8419-0302-7
定価5,775円(本体5,500円+税5%)

蘭和字書「ヅーフ・ハルマ」を幕府に献上したドゥーフが1799年から19年間滞在し、執念を燃やして書いた回想録。

フェートン号事件、ラッフルズによる出島奪取の危機を防ぎ、フランス治下のオランダの名誉を唯一出島で守ったこと、またドゥーフが手掛けた字書をフィッセルの功績にされそうになり、それを実証するために本書を刊行する。

1806、1810、1814年の3回におよぶ江戸参府の貴重な記録。

ドゥーフ家文書から、興味深い史料を精選、付録として掲載。

主な内容
資料

エラウト閣下に送付された回想録の原稿(Collectie Doeff 71)

◇統治、習慣、宗教、キリシタン迫害の歴史の概観

◇1799年から1817年まで
日本のオランダ商館の職員、商館長だった筆者の予期せぬ体験と、日本のオランダ貿易に関する報告

◇江戸参府旅行

◇ドゥーフが1817年に日本を立ち去るまでの、その後の日本滞在

◇ジャワから本国への帰航、エーフェルツェン号の沈没


付録史料
・ヘンドリック・ドゥーフから全権委員閣下宛の報告書
・ドゥーフ宛の私信、ドゥーフからの返書、書簡
・シーボルトとドゥーフの論争
 シーボルトからドゥーフ宛の書簡/ドゥーフからシーボルト宛の返書


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ヘンドリク・ドゥーフ文書:アジアにおけるオランダ貿易
Dutch Trade in Asia, c. 1800-1835: Papers of Hendrik Doeff on Japan and the East Indies.

From the National Archives of the Netherlands.
マイクロフィッシュ 約120枚 (ガイド付き)
Publisher: Moran Micropublications

オランダ国立文書館が所蔵する、ドゥーフ(Hendrik Doeff, 1777-1835)に関連した文書をマイクロフィッシュ化。
長崎出島のオランダ商館在職期の出来事、帰国後の日本・インドとの貿易についての助言や商業活動、論文、「蘭和字典」の著者をめぐってのシーボルトとの論争、等が記録されています。収録言語はオランダ語、英語、フランス語に加え、一部ドイツ語、日本語が含まれています。