|
歴史・日欧交渉史 新異国叢書 第III輯 第2巻 マローン 日本と中国 眞田収一郎 訳 菊判 上製 函入 2002年刊 定価5,775円(本体5,500円+税5%) 著者へルマン・マローンはプロイセン政府の東アジア遠征隊の一員として、オイレンブルク公使に随行して1860(万延元)年に来日した。この時の公式記録は『オイレンブルク日本遠征記』(新異国叢書第I輯 第12・13巻)として刊行された。稀覯書として知られる本書には観察したままが書かれ、とりわけ「ヨーロッパ市場にとっての日本の価値」は観察が鋭い。マローンは農政学者であり、「書くすべてが真実であることを絶対的条件とした、生々しい臨場感」で、ヒュースケン事件、東禅寺事件の数々を独自の旅行記論をもって展開している。種々の旅行記中もっとも辛らつな日本滞在記および中国論になっている。(1863年刊) |