雄松堂書店出版事業部日欧交渉史新異国叢書>スポルディング 日本遠征記/オズボーン 日本への航海

歴史・日欧交渉史

新異国叢書 第III輯 第4巻

スポルディング 日本遠征記/
オズボーン 日本への航海

島田 孝右 訳/島田 ゆり子 訳

菊判 上製 函入 580pp. 2002年刊 
ISBN 978-4-8419-0296-9 (4-8419-0296-1)

定価5,775円(本体5,500円+税5%)

両航海記はそれぞれ、ペリー提督の1856年の公式記録、エルギン卿の1859年の遣日使節録(新異国叢書第I輯 第9巻)が公刊される一年前、「遠征隊に参加する士官の日記、手記は海軍省から出版許可が得られるまで政府に属するもの」との訓令にもかかわらず刊行された、注目すべき記録である。

ペリー提督日本遠征に随行したミシシッピー号艦長秘書 J.W.スポルディングは、密航時の吉田松陰に手紙を託され、「不運な手紙の友」松陰の人物像を「言葉の意味が理解できない者にも、知性と分別の人の手で書かれたことが良くわかる」と活写している。(1855年刊)

エルギン卿に同行したフェリアス号艦長オズボーンの日本への航海記は1858年12月より「ブラックウッズ・エディンバラ誌」に掲載された。鎖国下日本で、貿易のためにオランダ人がどんな切り札を使ったかを分析し、本国に正確な情報をもたらしたイギリスの伝統的航海記である。(1859年刊)

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