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9月27日から30日にかけて当社ビルで行われた古書展(雄松堂・丸善アンティーク・ブックフェア)と雄松堂・丸善フォーラムは丸善とのはじめての協業事業として開催し、延べ300人以上の方が来場されて盛会のうちに終わりました。1人でも多くの愛書家の方々に「本」を見ていただくことや、著名な講師の方から本に関するお話を聞く機会を設けることで、アンティーク・ブックの愛好者や収集家の皆様のために、毎年恒例の行事として開催させていただいてきました。下記は古書展示目録の扉に掲げた、当社の「ごあいさつ」です
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ポーランドの国立図書館が最重要文化財としている「ショパンのオリジナル楽譜」の複製を刊行する際、同国のペルプリンにある出版・印刷を手がける名門ベルナリウム社が入札に応じ、幸いに当社も協力して刊行を手がけることになったのは今からちょうど5年前のことです。 今回、同国でAIB(国際ビブリオフィル協会)が大会を開くのを機にこのポーランドへ再度訪問することとなりました。日本でいえば京都のように戦災を免れた古都クラコフ(ワルシャワの前の首都)とワルシャワで、1週間にわたり10近い図書館や教会、修道院などで所有する至宝を守ってきた人達の苦労話や講演を聞くことができました。数奇な運命を経て現在ペルプリンの教会書庫に保存され、美本として評価の高い「グーテンベルク聖書」(このファクシミリ版を慶應大学と私共で共同制作し、200部限定で世界に配本。同聖書のファクシミリ版としては最高のものと評価されています。)の実物も見ることができました。 戦後、ポーランドでは15世紀から19世紀に購入したもので海外に流出した書物の買い戻しや返還活動がすすめられています。これには以前ポーランドに住んでいた海外に住むユダヤ系の人々の協力もあると聞きました。また95%が敬虔なカトリック教徒(前法王もポーランド出身)であることから、書物の多くが教会や修道院に保存されていたことも幸いして、現在修復等がすすめられ、再建された国立図書館やワルシャワ大学、クラコフ大学の図書館に大切に保存されています。また文化、教育、平和、クリーンエネルギーに力を入れていることもポーランド独自のものとして印象深いものがありました。 今、世界の中ではデジタル化が促進されていますが、希少な革製本の製作やその補修はヨーロッパの中でポーランドに集中しています。ショパン、コペルニクス、オマリー等、世界の歴史に大きな足跡を残した賢人を生んだポーランドが、何故か日本の未来に一つの方向性を示してくれているように感じた12カ国120人参加のAIB大会でした。
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11月25日いよいよオープン |
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私の長年の夢であった世界中の著名なアンティーク・ブック専門書店が揃って出店するワールド・アンティーク・ブック・プラザのオープン準備がいよいよ大詰めとなっています。 |
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| Oct., 1, 2011
株式会社 雄松堂書店 |
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