Interview

今回で4回目を迎えるこの「コレクターのショーケース」。第4回目はイラストレーター池谷伊佐夫先生にご自宅の仕事部屋にてインタビューさせて頂きました。先生は長年イラストレーターとしてご活躍ですが、その道では有名な古本屋の探求者でもいらっしゃいます。先生の所蔵の稀覯書と、独特な本との関わり合いについてお話を伺いました。

古本屋で古本は買うべからず

◆こうしてお仕事場を拝見して思うのですがきれいな古本屋の様ですね。

池谷先生の仕事部屋ここには手に入りにくいものだけ置いてあるんですよ。新刊書も持っていることには持っているのですが、割と簡単に人にあげてしまったりしますね。
本を探すのに最近古本屋にはあまりいかないんですよ。古書会館位しか行かない。古書会館というのは毎週古本屋が集まって、神保町や高円寺や五反田などで開く古本のマーケット。最近古本屋はいい本が出ると目録に載せるため店頭で売らないから、素晴らしい本は目録で探します。棚を見て「こういう本が読みたかった」という類の本を見つける分には古本屋巡りもいいですが、「この本」という目的がある時は店に行くことだけでは用が足りませんね。全国各地から送られてくる目録を見たらすぐ電話。いいものか悪いものか聞いたところで仕方がないですから「手彩色で何点入っているか」等の基本的なことだけを聞いて・・・めぼしいものを数点取って置いてもらってから店に足を運びます。

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