まつおのブタ鼻繁盛記―神保町ブックフェスティバル2015に参加して―

matsuo002-01今回の神保町ブックフェスティバルはなんと第25回。はぁ~、ふと気がつけば4半世紀も続いているんですねぇ。例年神田古本まつりの期間中、10月末から11月初旬の土日祝日に開催されています。今年は10月31日・11月1日(土・日)でした。催事の一つ「本の得々市」は、出版社の人たちが、ちょっと汚れている(でも読む分には全く問題ない)本や自由価格本を直接ワゴンで売る、というもので、今回は、えーと…136社(8月末現在、チラシによる。出版社以外も含む)も!出店しました。雄松堂も毎年参加。今回は「ブタの手も借りたい」と店長に頼まれたので、ぼくも店番に行きました。それでは当日の様子をぼくのツイートからふりかえってみましょう。

出店前日 本のある時間 @timewithbooks 10月30日

神保町ブックフェスティバル2014

初日 本のある時間 @timewithbooks 10月31日

 

出店の様子

 

西洋製本図鑑

スヰートポーヅ 前から気になっていた「スヰートポーヅ」で昼ごはん。「ポーヅ」って「包子」だったのね。で、これは焼き餃子。好吃,好吃!  

本の世界は変な世界

 
↑こちらも売れ行きがよくて1日目に完売。本好きなら読まねばなるまい!ヨーロッパの古書にまつわるエピソードが中心ですが、神保町のお店も登場します。

 

ワゴンをのぞくお客様

 

 


 

↑刊行後8年が経ちますが、根強い人気。大判で、全工程がカラーで見られるので、ユリユールに関心がある人は必携ですね。

 

ブッククリップ

 

出店2日目 本のある時間 @timewithbooks 11月1日

二日酔い?のまつお

青木周弼の西洋医学校構想

 

店番するまつお

 

↑そうそう、こどもさんを中心にたくさんかわいがっていただきました。やっぱりカワイイ路線でいこうかな。どうしようかな…。

 

 

夫婦善哉

 

日独交流150年の軌跡

 

初期イングランド印刷史

 

スネークブックウェイト

 

 

↑うちの古書部では展示のとき、それから写真を撮るときに使ってます。後から「あぁ、買っておけば…!」と思った方は雄松堂書店古書部まで。

 

マルクス

 

↑この『マルクス』も今年はなぜか売れ行きがよかったのです。メルシー、ピケティ!

 

やきそば

 

↑この日も食欲に負け…だって、ブタなんですもの。大盛り無料だし。

 

ジョン万次郎漂流記

 

夫婦善哉

 

 

↑オダサクの自筆原稿写真つき。装丁も版面もいかにも文芸書という趣で、これはお買い得でした。

  夜店

 

 

出店を終えて

いやぁ~食った食った…じゃなくて売った売った、そして買った買った!2日間好天に恵まれ、大盛況でした。「フェスティバル」というだけあって、こどもも楽しめるイベントあり地元飲食店の屋台ありで、老若男女あらゆる層がつめかけました。
そしてワゴンに積まれた本、本、本!基本的には書店からの返品を販売=一度も人手に渡ったことがない本です。なぜこんないい本が戻ってきたんだろう…という本も多く、まさにここは良書が読者に出会うための、婚活パーティー会場と申せましょう。
当社の本も例外ではなく、少し汚れていても、箱がなくてもカバーがなくても、「欲しかったあの本」ということで、見つけていただき、また仲人(店長?)がおすすめして、めでたくご縁がまとまって連れ帰られるのを見送ることができました。ありがとうございました。どうぞ末永くご愛読・ご愛蔵ください!
やはり『新異国叢書』ほか日欧交渉史関係、『西洋製本図鑑』は根強い人気でした。そしてピケティの影響か『マルクス』も…。
また、出店者らしき人も買い物をしていくので、ここで得た利益が結局またここで消費されるという一種完結した経済活動を目の当たりにしました(笑)。やっぱり本が好きなんだなぁ。
それではまた来年神保町でお目にかかります、ごきげんよう。…こんな感じでいいすか店長。