マイクロフィルム版

  中国海関档案史料 China and the West The Maritime Customs Service Archive
ロンドン事務所通信文ファイル
London Office Files
Unit 5:
 The Policing of Trade
 貿易の規制と管理(2)
 常関および釐金局・密輸についての月例報告・阿片貿易・
 海関防止陸運走私稽査処

48リール(Reels 235-282)ガイド付 

本ユニットでは、中国第二歴史档案館所蔵より、常関・釐金局の業務引継ぎ、密輸についての月例報告、阿片貿易、海関防止陸運走私稽査処、に関する資料を収録しています。これらの資料は、中国貿易の規制・管理にかかわった海関の活動、なかでも1929年の関税引き上げから、日中戦争勃発(1934年)までの期間における海関による密輸取締りについて、貴重な洞察を与えています。
海関による常関(Native Customs)・釐金局の業務引継ぎについては、義和団の乱から1920年代・30年代までの天津、上海、広東の資料や、国民政府設立以降の安徽省・鳳陽、江蘇省・揚由の常関の資料を収録しています。特に鳳陽、揚由は、国内最大の常関でした。
国民政府は1930年に釐金局や国内交易の徴税を行う常関の管理を海関に引き継ぐことを命じました。その以前より、釐金や常関の税収の一部は海関の管理下にありましたが、海関はその管理を効果的に行うことはできませんでした。 ここに収められた文書からは、これらの常関について、また海関による常関の監督にともなう種々の困難についてうかがえます。
密輸についての月例報告は、1930年代の広東、九龍、澳門、上海の各海関による報告を収録しています。これらには主要な密輸品についての議論や、大規模な密輸事件の詳細、広くおこなわれていた手口の説明、他の軍閥や郷紳との関係、また、海関による密輸防止策に対する現地商人や一般人の反応についても記録されており、1930年代海関の密輸対策の詳細をあきらかにしています。
中国現代史の重要な一面である阿片貿易については、麻薬の輸入に関する規制、職員の報告書、書簡などを収録しています。19世紀後半についてのものもふくまれますが、大半は、1920年代・30年代に集中しています。
海関防止陸運走私稽査処(Chief Inspection Bureau)は、密輸対策のために1930年代に海関が設立した重要な機関の一つでした。1935年に日中間で結ばれた梅津=何応欽協定をうけて国民政府が自軍と政府機関を河北省より撤退させたため、天津が日本の援助による密輸活動の一大中心地となりました。これに対し、北部から線路で南下する貨物を検査する目的で設立されたのが海関防止陸運走私稽査処です。ここには、稽査処による移交節略(Handling Over Charge Memoranda)と準公式書簡を収録しています。

ユニット5のガイド (word.doc形式)[英語原文 (unit5_Int.doc)][和訳(序文のみ) (unit5_j.doc)
日本語訳は雄松堂書店のスタッフが作成したもので商品には付属しません

中国海関档案史料 全7ユニット 372リール (完結)

Unit 1:

Inspector General's Circulars 総税務司通令 

Unit 2: 

London Office Files ロンドン事務所ファイル

Unit 3:

Semi-Official Correspondence from Selected Ports 
汕頭・上海・漢口・哈爾浜 準公式書簡集

Unit 4:

The Policing of Trade 貿易の規制と管理(1)
税務司と海関監督 ・ 上海港口警察 ・ 総税務司と関務署 ・緝私科

Unit 5:

The Policing of Trade 貿易の規制と管理(2)
常関および釐金局・密輸についての月例報告・阿片貿易・海関防止陸運走私稽査処

Unit 6:

Outbreak of the Sino-Japanese War
日中戦争期・内戦期の海関(1)

Unit 7:

World War II and the Postwar Period, 1941-49
日中戦争期・内戦期の海関(2)

Unit1〜7のガイドを見る(Word:764K)

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