| 本コレクションのユニット6、7では、中国第二歴史档案館(南京)が所蔵する、1931年以降の日本の中国侵略期と戦後の文書より、特に重要なものを選択しマイクロ化しています。日中戦争の勃発以降の海関の状況、太平洋戦争開戦(1941年)が海関に与えた影響、中国の非占領地域における海関の活動(戦時消費税や戦後の海関の再建計画)、を明らかにしています。また、この期間の総税務司の人事関連文書(Career File)、満州海関の接収に関する文書も収録しています。これらの文書は、厳しい状況に直面した海関や中国各地の詳細な情報を提供しており、20世紀中国の重要な出来事である抗日戦争を理解するための新たな資料となっています。 |
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1937年日中戦争の勃発から1941年までの文書:各国外交官との通信、急送公文書や、準公式書簡、機密文書を収録。日中戦争の勃発が海関に与えた衝撃、日本人の海関職員が増え、日本側の圧力が年々着実に強まる様子を伝えています。 |
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海関の重要人物の文書(Career Files):この時期の海関の重要人物として、総税務司を務めたSir Frederic Maze(1929-43)、Lester Knox Little(1943-50)、岸本廣吉(1941-45)、中国人職員で後に総税務司代理(Deputy Inspector General)となった丁貴堂(Ding Guitang)の人事ファイル(Career File)を収録しています。 |
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重慶および重慶総税務署の文書、議事録、準公式文書:重慶海関の準公式書簡や、戦時中に設立された西安、洛陽、新疆等の海関の文書等を収録しています。 |
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戦後中国における海関の再建計画、通信:1945年以降、海関は、様々な課題に直面しましたが、接収されていた海関の業務と人員を取り戻すこと、戦災にあった照明その他の設備の修理等もその一つで、多くのエネルギーが費やされました。ここには、戦後の再建計画を作成した委員会のファイル(重慶海関税務司との書簡、電報、レポート等)を収録しています。 |
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戦時消費税関連資料:1942年以降、非占領下の中国において、外国および中国の輸送貨物に対し徴収が始められた"戦時消費税"に関する文書。戦時消費税は、平時の歳入には及ばないものの、戦時中の海関にとって、極めて重要な役割を占めるものとなりました。 |
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1937年の日中戦争勃発以降、全国的な海関業務を維持するのは次第に困難となり、1941年に太平洋戦争が勃発すると、総税務司署は日本の手に落ちました。主要な海関が接収され汪精衛政権は総税務司メイズを棄却し、岸本廣吉が総税務司となりました。これに対し国民政府は、重慶に総税務司署を設立。メイズ、ジョリーらが総税務司代理(Officiating IG)に任命され重慶において海関業務が始められました。日本人による海関は1945年に廃止されました。 |
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