|
■ アメリカ政府の各種機密情報のうち、20年ルール(外国政府情報は30年ルール)により時効解除されたものは、NARS: National Archives and Records Service に収められ、容易に閲覧利用できますが、研究調査機関などの強制審査請求により、時効期限が切れる前に機密解除された文書については、一般には公表されず、解除時期・文書名さえ判明できないのが現状でした。(Monthly Catalog of U.S. Government Publications にも未掲載。)
■ アメリカ機密解除文書データベース(DDRS)は、これら時効前に解除された文書を中心に、1941年以降の約78,000点の機密解除文書を収録したデータベースです。マイクロフィッシュ版からスキャニングされた45万ページ以上の文書画像、およびそれらの画像から得られたフルテキストの両方が収録され、文書中の語句まで自在に検索・表示が可能です。また、新たに機密解除された文書も随時追加されていきます(マイクロフィッシュ版の刊行が先となります)。
■ 本データベースに収録されている文書は、軍事政策・安全保障問題から科学技術情報・諸外国の政府情報・国土開発計画・食糧計画・治安維持問題・外交問題など非常に多岐にわたり、第二次大戦後から冷戦期を経て今日にいたるアメリカの対外・外交政策、米ソ関係史、中東・中南米・東南アジア・中国・日本関係史の隠された内実を明らかにする重要史料として、国際政治、外交、現代史、経済学研究などの研究者にとり不可欠のものです。
|