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Y-05015

近代英米法形成史の決定版

The Making of Modern Law

近代英米法文献データベース
一問一答

1. MoMLはどんな資料ですか?

The Making of Modern Law (MoML) は法律関係書のコレクションです。法律関係書とは、法律についての論考または著作物で、法律や判例そのものの原文(一次的法源)ではありません。法律関係書は、法を分析し、考察している二次文献(二次的法源)であり、多くの場合、法の中の特定の領域や主題について書いています。学術的な論考もあれば、理論書、実用書、レファレンスのようなものも含まれます。MoMLにはイギリス法とアメリカ法に関するものが収録されています。

2. MoMLに収録されている資料はどうやって撮影されたのですか?

The Making of Modern Law (MoML) はPSMのマイクロフィッシュ・コレクション『Nineteenth Century Legal Treatises』とその姉妹版『Twentieth Century Legal Treatises』をデジタル化して製作されました。両コレクションに収録されている資料は、大部分がハーバード・ロースクールの蔵書から撮影されたもので、ほかにイェール大学、ヨーク大学(トロント)、メーン大学、ジョージア大学、ミネソタ大学、セントルイス大学、サザン・イリノイ大学、ケンタッキー大学の各蔵書から補われています。

3. マイクロフィッシュ版はすべて刊行済みですか?

『Nineteenth Century Legal Treatises』と『Twentieth Century Legal Treatises』ともにすべて既刊です。今のところ、新しいユニットが加わる予定はありません。将来的にPSMが後続の年代の資料を加えたり(Twentiethは1926年までしか収録していません)、資料を増補する可能性は全くないとはいえませんが、特に計画はまだありません。なお、両マイクロ版を合わせるとマイクロフィッシュ約13万枚、弊社の税込定価で約1億4600万円(2005年4月現在)になります。

4. マイクロ版の資料はすべてMoMLにも収録されていますか?

はい、すべて収録されています。

5. 収録年代は?

1800年から1926年までです。

6. 地域は?

イギリス法およびアメリカ法に関する法律関係書を収録しています。

7. 資料の言語は?

99%以上が英語、あと若干ですがフランス語、ドイツ語、その他の言語の資料が収録されています。

8. 8. 資料の分類項目を教えてください。

MoMLの収録資料はすべて2種類の分類がなされています。ひとつはハーバード・ロースクールが用いている99項目の分類と、もうひとつは米国議会図書館の分類法です。検索項目を「Subject」に設定すると両方の分類から検索されます。また、Basic SearchとAdvanced Searchの下の方にある「Topic」という項目を使うと、ハーバード分類だけで検索することもできます。議会図書館分類は http://www.loc.gov/catdir/cpso/lcco/lcco.html をご覧下さい。ハーバード分類は本質問集の最後のページをごらんください。検索時に「Subject」で検索をすると、これらの分類項目が検索されます。

9. 後で資料を追加する予定はありますか?

今のところありません。

10. 「OCR」とは何ですか?

OCRとは英語でOptical Character Recognition、日本語で「光学文字認識」と呼ばれる技術です。紙やマイクロフィルムに書かれた文字をコンピュータに「読ませる」、つまり単なる画像としてではなく、一文字一文字を独立した記号として認識させる技術やプログラムのことを指します。MoMLに収録されているすべての文書のすべてのページがこのOCR技術を使ってテキストに変換されており、このことにより利用者は文書中のすべての語句を検索することができるようになっています。

11. MoMLで使用されているOCR技術はどのくらい正確ですか?

MoMLには19世紀の古い刊行物から、保存状態のよくない稀少資料、粗悪な技術で印刷された小冊子のようなものまで、さまざまな資料が収録されているので一概には言えませんが、おおむね90%〜95%程度の確実さだと考えられます。MoMLのOCRでは、古い文献特有の綴字法の不統一やロングSなどの特殊文字も正確に検索できるように、特別に用意された同時代の単語集を参照して文字を判読しています。さらに、MoMLの "fuzzy search"(あいまい検索)機能を併用すれば、OCRが正しく認識できなかった文字も検索できる確率が上がります。

12. Fuzzy Search機能とは何ですか?

日本語で「あいまい検索」と呼ばれるもので、検索語と綴りが似ている単語も検索してくる機能です。MoMLやECCOの「Advanced Search」画面についています。各検索項目の後に「Fuzzy search Level」というプルダウンメニューがあり、初期状態だと「None」になっています。これを「Low」「Medium」「High」に変えて検索すると、その順に「あいまい度」が上がります。例えば、検索語が「labor」だったとします。Fuzzy search Levelが「None」のまま検索すれば「labor」しか拾いませんが、Lowなら「labour」「labors」も拾うし、Mediumならそれらに加えて「later」や「labours」も、Highなら「favor」や「harbor」も拾うことになります。

13. ワイルドカード検索はできますか?

はい、できます。字の代わりに「?」「*」「!」マークを使うとワイルドカード検索になります。「?」は任意の1字、「!」は任意の1字または無文字、「*」は任意の字(いくつでも)を検索します。
例: 「wom?n」で検索   →「woman」「women」等がヒット
「labo!r」で検索  →「labor」「labour」等がヒット
「law*」で検索  →「law」「laws」「lawyer」「lawful」等がヒット

14. OCRテキストそのものを見ることはできますか?

OCRで得られたテキストは、検索の際にデータベースの内部で処理されるだけで画面上には表示されません。したがってテキストを利用者が直接、見ることやコピーすることはできません。

15. 検索語はハイライトされますか?

はい、検索語はすべて本文中でハイライトされます。

16. 検索項目はどのようなものが使えますか?

フルテキストのほかに、キーワード、主題(質問8の回答を参照)、著者、書名、主題となる人名、主題となる地名、前付けページ(題扉・序文・目次など)、本文、後付け索引(各収録書にもともと収録されている索引類)、出版社、出版地などから検索できます。また、限定項目として、刊年、法域(アメリカ法またはイギリス法)、ハーバード・ロースクール分類(99項目)、言語、ページ数(100ページ以上のタイトルのみを検索するなど)、挿絵の有無と種類、文書番号(Galeが各タイトルに与えている固有番号)での検索も可能です。

17. キーワード検索は具体的には何を検索しているのですか?

検索項目で「Keyword」と指定すると、著者名(副著者などを含む)、タイトル、目次、分類(質問8の回答を参照)のすべてが検索されます。

18. ページのプリントアウトは可能ですか?

はい、3通りの方法で可能です。1つ目はブラウザから普通にプリントアウトする方法。もう2つ目はPDFファイルに変換して1ページずつプリントアウトする方法。3つ目は複数のページ(最大50ページ分)をまとめて1つのPDFファイルに変換し、まとめてプリントアウトする方法です。

19. ページのEメール送付は可能ですか?

ページそのものをメールで送付することはできません。書誌情報のみのEメールは可能です。

20. データベースを「購入」すると何を所有できるのですか?

ご購入時に、全ページの画像、OCRで得られた全テキストデータ、全メタデータ(書誌情報、目次・索引情報など)を磁気テープ(SDLTテープ)でお納めします。これらのいわば「生データ」はすべて購入機関の所有物となります。ただし、MoMLのインターフェース(画面デザインや機能性)、検索・閲覧プログラムなどのソフトウェアは購入することができません。

21. 「購入」したのになぜ維持料が毎年かかるのですか?

ご購入後もGaleのサーバに搭載されたMoMLデータベースをアクセスしてGaleの提供する検索・閲覧インターフェースを利用しつづける場合、そのためのデータベース維持費を毎年お支払いいただく必要があります。もし、Galeのサーバやインターフェースを一切利用せず、ご購入された生データ(質問20参照)を利用して、購入機関の内部で検索・閲覧システムを独自に開発される場合は、データベース維持費をお支払いいただく必要はありません。ただしその場合、GaleのサーバからMoMLデータベースにアクセスすることはできません。

22. 実際に購入機関が独自のシステムを製作することは可能でしょうか?

また、その場合、どのような制約があるのでしょうか?
相当の技術的・経済的投資は必要となりますが、不可能ではありません。また、現在は高額な技術も、技術の発展と普及によって将来的により安価になる可能性もあります。当初は年間維持費を支払ってGaleのシステムを利用し、技術的に可能になった時に独自のシステムを製作する、という考え方もあります。
 制約については、購入機関の正規利用者のみに対してMoMLの収録資料を提供する限り、特に問題はありません。ただし、原本の所蔵機関やGaleの権利や利益を侵害する行為(例えば、構築したシステムをインターネット上で万人に公開する、資料の複製を販売する等)は禁止されています。ご購入時にそうした利用範囲に関する契約書を結んでいただくことになります。


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